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パソコントラブルサポート事例 受信はできるのに送信ができないメールソフトの修復を依頼されたのだが…


昨日まで使えていたメールソフトがおかしくなった。
受信はできているのに送信ができないという相談を受けました。

依頼人は近所の会社の方です。
約束の時間前にプロバイダ側にトラブルが起きていないかなど下調べをしようと思ったのですがWindowsのバージョン、使用しているメールソフトの種類、プロバイダの名前など一切わからないということで、とりあえず、状況を見てから原因を調べることにしました。

依頼人の会社に伺ってメールを見せていただくと送信したメールは不達になっているというメッセージが出ています。
私がそれを見てトラブルの原因を探す手順を考えていると依頼人は時間がかかりそうなら本社にパソコンを修理に出すから、代替機のセッティングをお願いしたいといいだしました。

依頼人に話を聞くと本社の担当から送信メールが送られないまま残っていないか尋ねられたそうです。
私が訪問した会社は福岡支社らしく依頼人は本社に指示を仰いだんですね。

何らかの原因で送られないメールのために、以降のメールが送信できなくなるということはよく起きます。
依頼人は本社の担当に未送信のメールはないと答えたそうです。
すると本社で修理するからパソコン本体を送るようにいわれたそうです。

メールソフトの修復という仕事はなくなってしまいました。
私は本社送りになったパソコンにつながっていたスキャナーを取り外し、同じ型の別のパソコンに接続し、ソフトをインストールしました。

依頼人はそのスキャナーを使って読み取った文書を別の支社に送付して、正常にスキャナーが動いていることと別のパソコンではメールが送信できることを確認していました。

私はこの状況を依頼人の横で見ていたわけですが、メールが送信できない原因はインターネット側にはなく、プロバイダの責任でもないことを理解しました。

メールソフトも、2台のパソコンどちらでも同じです。

昨日までは今回トラブルを起こしたメールソフトも正常に動いていたことから、おそらくアカウントを一旦削除して再設定すれば正常に動くようになるものと思われます。
しかし、私の主たる仕事はキャンセルになりましたので、依頼人には私の考えを伝えませんでした。

参考記事 メールの受信はできるのに送信ができない。考えられる原因は?






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