無線ＬＡＮの設定を依頼された。
この方は初めてではなく、前に一度無線ＬＡＮの設定をしている。
話を聞いてみるとＡＤＳＬからＮＴＴの光ネクストに回線を替えたらしい。
無線ＬＡＮルータとパソコンは私が前回設定したものと変わっていない。
依頼人は光ネクストのホームゲートウェイの設定は添付されているＣＤを使って自分でやると言った。
依頼人にはつなぎ方さえ間違わなければあらためて無線ＬＡＮの設定をおこなう必要はないと答えて、依頼をお断りした。
しかし、数日して再び、依頼の電話があった。
話では自分でホームゲートウエイの設定をおこなっていたが途中でわからなくなって、プロバイダーに設定を依頼したらしい。
私は前回と同じ話をしたがプロバイダーの設定が終わった後にきてほしいというので大雨の中、でかけた。
パソコンはホームゲートウエイと有線でつながっており、インターネットに接続できるようになっていた。
他にプロバイダーの担当者が持ってきたソフトバンクの無線ＬＡＮルーターと以前私が設定したバッファローの無線ＬＡＮルーターがいずれもホームゲートウエイに接続され稼働していた。
ソフトバンクの無線ＬＡＮルーターは2ヶ月間無償でそれ以後は一ヶ月あたり1000円請求されるらしい。
依頼人はそれを嫌って、元からあるバッファローの無線ＬＡＮを使えるようにしてほしいと言った。
ＬＡＮケーブルをパソコンからはずすとインターネットに接続できなくなった。
次にソフトバンクの無線ＬＡＮルーターを外した。
パソコンの再起動をおこなうとバッファローの無線ＬＡＮルーターを使ってインターネットに接続できるようになった。
依頼人はプロバイダーの担当者が簡単にバッファローが使えるようになることを教えてくれなかったといって怒っていた。
しかし、プロバイダーの担当者が自分のところと関係ない機器に触ろうとしなかったのはやむを得ないと思う。
私はやはり、無線ＬＡＮの設定はやらなかった。
仕事をしたような気がしないので、依頼されたわけではないがパソコンで動いている迷惑ソフトの削除とウイルス対策ソフトのインストールをおこなった。
最後にＮＴＴの光ネクストの会員登録をしておくとポイントがたまってお得ですよと話して引き揚げた。
