いつもわが社をひいきにしてくれている依頼人からアプリケーションソフトのインストールがうまくいかないという相談を受けた。
インストールがうまくいかないというソフトはJWCadという２次元の図面製作ソフトである。
以前から使っているJWCadのバージョンアップ版が出たのでインストールしてみたが途中でエラーが表示され、中止するか無視して先に進むかの選択肢の無視を選んだらしい。
その結果、もとからあったJWCadも起動しなければバージョンアップ版のJWcadも起動しないので困っているということであった。
バージョンアップ版はJWcadの8.00bである。
インストールしようとしたパソコンではWindows8.1が動いている。
他にもWindowsVistaとWindows7が動いているパソコンがある。
しかし、最初にインストールを試みたWindows8.1がうまくいかなかったので、残りのパソコンへのインストールは私の登場を待っている状態らしい。
さて、私は設計を仕事にしているわけではないので、JWCadに対して詳しい知識はない。
しかし、依頼人の期待に応えないわけにはいかないので、とりあえず、コントロールパネルから、「プログラムのアンインストール」を開いてみた。
そこにはアンインストールと修復の選択肢があったので修復を選んでみた。
するとどうなったのかは知らないがあっさり、JWCadは使用できるようになった。
次に、WindowsVistaにインストールしてみた。
書き忘れたがすべて、JWCadのホームページからダウンロードしてインストールを試みている。
WindowsVistaでは何も問題はなくスムーズにJWCadは使えるようになった。
最後のWindows7は依頼人にインストールしてもらったのだが途中でエラーが出ていた。
エラーメッセージにはインストールを試みているユーザーにはフォルダーやファイルを変更する権限がないのではないかと書かれていた。
依頼人にはこのメッセージに対してどうするべきかという知識がない。
というわけで私と席を交替した。
ダウンロードしたインストールファイルを右クリックして、「管理者として実行」を選ぶ。
これでインストールはうまくいった。
単にソフトをインストールするだけのことなのだがなかなか奥が深いものである。
