HDDの復元には長時間を有するだろうということで事務所に持ち帰って作業をすることにした。
2TBの外付けハードディスクである。
50cmの高さから落下したが時間の経過とともに調子がおかしくなったらしい。
事務所の作業用パソコンにUSBでつないでみるとフォーマットしてくださいという指示が出る。
ディスクの管理では不明のパソコンになっている。
復元用ソフトのファイナルデータを使ってパーティションの検索を始めた。
4時間あまりかかって、ファイナルデータは仮想パーティションを表示した。
次に、全クラスタの検査を開始した。
これが終わるまでに26時間かかった。
退屈でその上パソコンが一台占有されているのだがこれはやむを得ない。
クラスタの検査が終わると発見されたフォルダとファイルが表示されている。
これを別の3Tバイトの外付けディスクに復元した。
この作業はおおむね48時間かかった。