別の依頼人のサポート作業をしているところに無線LANの設定以来が飛び込んできました。
山を一つ越えたところの方です。
訪問してみるとパソコンはデスクトップでした。
それ自体は無線による接続が必要だとは思えませんでした。
インターネット回線はNTT光のマンションタイプでプロバイダーはソフトバンクです。
無線LANルータはバッファロー製です。
パソコンにはAirStationがインストールされていました。
起動してみると無線LANを自動的に検知してくれるのですが見あたらないと表示されます。
一旦設定を中断し、再起動します。
すると今度は回線が重複しているので一つを停止するようにと表示されました。
ここまでのAirstationの動作を見た私はこの設定用のソフトを削除することにしました。
削除してしまうとWindowsの標準機能が使えます。
タスクバーの通知領域に表示されている無線LANのアイコンをクリックしてみるとすでに無線LANの接続が確立されていることがわかりました。
依頼人は自力で設定をしたようですがその結果を理解していなかったようです。
しかし、このパソコンは元々有線でインターネットに接続されています。
パソコンは自動的に有線での接続を優先して無線LANの接続を無効にしてしまいました。
依頼人にこのあたりの事情を説明すると簡単に了解してくれました。
その後、依頼人はタブレットを持ち出してWi-Fiの設定を始めました。
どうもこちらが本命だったようです。
依頼人は設定に手こずっていたので「AOSS」を使うようにいいました。
私が無線LAN親機のAOSSボタンを10秒ほど押していたらタブレットが無線LANの電波を見つけてくれました。
ついでに依頼人のスマホの設定も済ませました。
今回の作業に要した時間は30分弱です。
参考記事 接続・無線ルーター設定講座
参考記事 AirStation設定ガイド
