インターネットに接続できないので見に来てほしいという連絡があった。パソコンの画面にはリモートコンピュータに接続できませんでしたという表示が出ているらしい。
回線はフレッツＡＤＳＬで専用の接続ツールを使って接続している。
リモートコンピュータに接続できないというエラーは一般的にはユーザー名、またはパスワードの入力間違いによって起きることが多いらしい。
サポートのお姉さんがそういっている。
何度かユーザー名とパスワードを入力し直してみたがうまくいかない。
そこでインターネットの接続を新規にやり直すことにした。
接続ツールに入っていたのと同じ設定をして広帯域接続のアイコンができあがった。
とりあえずインターネットに無事接続できるようになった。
ＮＴＴの接続ツールが使えなくなった理由はこの時点ではわからなかった。
依頼人がもう一つ聞きたいことがあるんですと言い始めた。
このソフトなんですがと言って画面に現れたのはレジストリブースター２０１１である。
これを入れてからインターネットにつながらなくなったとおっしゃる。
マイクロソフトのパートナーロゴに騙されたらしい。
これは条件を満たしてして金を払えば貰えるロゴである。
このソフトを使えばパソコンが早くなると思われたようだ。
パソコンはＷｉｎＸＰ ＳＰ３でメモリーが２５６ＭＢである。
ソフトを使っても期待するほど早くなったりしないと思う。
ということで、レジストリブースター２０１１の削除をすることになった。
まず、タスクバーの通知領域にレジストリブースター２０１１のアイコンがあるので、活動を停止させる。
その後、スタートからレジストリブースター２０１１を探してアンインストールツールを使って削除する。
今回は行わなかったが若干、レジストリにゴミが残るらしいがこれはレジストリブースターで削除できる。
しかし、これでは矛盾だ。
Windows付属のレジストリエディタRegedit.exeを起動し、uniblueもしくはRegistryBoosterを検索し、エントリーが見つかったら削除する。
これがそれなりの知識がある人にはいいだろう。
フレッツＡＤＳＬ専用の接続ツールは再インストールして設定をやり直せば使えるようになる。
