NTTの代理店からお客さんのところへ行ってルータの設定をしてほしいという依頼を受けた。
ついでに、ひかり電話の設定もしてほしいといわれた。
ひかり電話の設定というのは何かと聞いたら線をつなぐだけだといわれたので依頼を引き受けた。
この仕事を依頼した営業担当はかなりいい加減な指示を出す。
過去に何度も痛い目にあった。
お客さんの店舗にうかがうと頼みたいのはIP電話の設定だといわれた。
話がかみ合わないので、NTTの代理店に電話を入れると営業の人間はおらず、技術担当が対応してくれた。
担当者はIP電話の依頼だということを承知していた。
どうやら光回線の設置に来た連中が手を抜いたらしい。
技術担当と電話で話をしながら作業を始めた。
IP電話から出ている電話線の端子はWebCasterという機械のTELに差し込まれているべきなのにLANに差し込まれていた。
つなぎ替える。
次に、CTU（回線終端装置）のインターネット設定を削除した。
WebCasterがインターネット設定を持っているらしい。
最後に、WebCasterを再起動するとIP電話はつながるようになった。
NTT代理店の営業が最初からまともな指示を出してくれていればお客さんに無用な不安感を与えずにすんだだろう。
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