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パソコン豆知識 最近できの悪いフィッシングメールがよく届く。

毎日のように怪しいメールが届くのだが、最近届いたメールの特徴をお知らせしたい。



題名 : 【楽天市場】お支払い方法を更新してください(自動配信メール) 2:28:31
差出人 :
myinfo@rakuten.co.jp<kmjj@0mhvgb.com> アドレスブックに登録する
宛先 :


題名 : 【楽天市場】お支払い方法を更新してください(自動配信メール)18:31
差出人 :
myinfo<myinfo.rakuten.co.jp@dnslinksite.ddnsfree.com> アドレスブックに登録する
宛先 :



題名 : Amazonアカウントセキュリティチーム
差出人 :
Amazon.co.jp<amazon.co.jp@b30.coreserver.jp> アドレスブックに登録する
宛先 :



いづれも差出人のメールアドレスが怪しさ満点である。
ひとつは以下のようになっている。

差出人 :myinfo@rakuten.co.jp<kmjj@0mhvgb.com>

通常、差出人に表示されるのは、メールヘッダ内の“From:”で始まる行に書かれているメールアドレスである。
実際にどこから送信されたかを知りたい場合には、メールヘッダ内の“Return-Path:”で始まる行で書かれているメールアドレスを見る。
ここには、多くの場合、実際の配送時に使用された送信者アドレスが書き込まれている。このメールの場合には、<kmjj@0mhvgb.com>が書きこまれている。
つまり本当の送信元は、<kmjj@0mhvgb.com>と考えていいわけだ。

今回紹介したメールはどれもフィッシングメールとしては失敗作だろう。
“From:”に「myinfo@rakuten.co.jp<kmjj@0mhvgb.com>」が書きこまれるのは、フィッシングメールの作成ソフトのバグだろう。

楽天やアマゾンの公式メールは、こんな差出人のメールは送ってこない。










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