Windows10の製品版向けの大型アップデートプログラムが11月12日（米国時間）に公開された。
NovemberUpdateという名前がついているらしい。
以前は「Threshold 2」（開発コード名）と呼ばれていた。

　このアップデートでは、主にバグフィックスや動作の全体的な改善が行なわれている。修正内容は以下の通りである。

●アプリで音楽再生中(Grooveミュージックまたは映画&テレビなど)に、アクションセンターの通知がポップ表示された際、音量が75%低下する問題を改善
●Surface Pro 3の電源ボタンを押した際にシャットダウンではなくスリープに入るように変更
●Windows 10利用時に不意にdisksnapshot.exeのコマンドプロンプトが一瞬だけ立ち上がる問題を改善
●ログイン方法を記憶し、例えばPINコードを使った場合は次回起動時にPINコードのログイン画面が表示されるように変更
●Edge使用時にタブプレビューやWebノートのクリップが黒く表示されてしまう問題を改善
●8型タブレットなどの小型デバイスでOS起動時に、画面位置を回転させていたり、解像度を実画面サイズよりも大きく表示させていた場合に発生していたブルースクリーン問題を改善
●ストアからアプリとゲームをより安全にダウンロードできるように改善

このアップデートに搭載される新機能には、仮想アシスタント「Cortana」と検索機能の改善に加えて、「Edge」ブラウザの「お気に入り」「リーディングリスト」とパスワードの同期がある。
他にも、「Windows 7」や「Windows 8.x」のプロダクトキーが使えるようにMicrosoftが先ごろ実施したアクティベーション方法の変更への対応などがある。

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