パソコン豆知識　　ポート番号とは

　TCPがアプリケーションソフトとの仲介をするために使用する番号で、サーバーが使用するものとクライアントが使用するものがあります。
TCPはデータをアプリケーションソフトとやりとりをする前に通信路（コネクション）を確立します。
このとき対象のアプリケーションソフトの種類をポート番号によって識別します。
たとえば、送信先のサーバーで、Webサーバーとメールサーバーが動いている場合でもWebサーバーのポート番号（80番）を指定すれば正しくWebサーバーにデータを届けることができます。
また、Webサーバーから返されたデータでもポート番号を参照すればWebブラウザに正しく届けることができます。
これは複数のブラウザが起動している時でも同様です。
それぞれのブラウザ毎にコネクションが張られ、ポート番号に応じてデータが送受信されます。
なお、ポート番号にはサーバーアプリケーションが利用するものとクライアントアプリケーションが利用するものがあります。
これは別に解説します。

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