しばらく前から世界の終わりをテーマにした小説を書いている。
物語を書いているホームページのアクセス状況を見ていると電波によって世界が滅びることを心配している、または期待している人がいるようだ。
私は携帯電話や無線LAN、電子レンジ、高圧電力線塔などが出す電波で人類が滅びるとは思っていない。
電波で世界が終わるなら天文学的現象であるγ線バーストであろう。
地球の近郊で超新星爆発が起きると運が悪ければγ線バーストを浴びることになる。
これなら一瞬でけりがつく。
いちいち人が心配する必要はないと思われる。
γ線が地球に届くと同時に地球が焼き尽くされるから事前に回避できる人間はいないであろう。
人間に限らず、γ線は物質を構成している電子を原子から吹き飛ばしてしまうから地球自体が残存しているかどうかも怪しい。
このような現象は近隣の恒星が超新星になるか、近隣の銀河の衝突か、ブラックホールが近隣の恒星と衝突するか太陽と衝突するかだろうがこんなことを心配しても始まらない。
そうそう衝突しなくてもブラックホールなら交差するだけでも十分だ。
このような事象が起きる天文学的な現象は今のところ観測されてはいない。
とりあえずはこのような設定の話を書く予定はないし、書く前には起きる現象についてもっと勉強しなくてはならない。
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