私にパソコンの修復を依頼してくる人は大抵の場合、まず大きな家電販売店や、パソコンのメーカーに相談してみたという。
そこでのめない条件を突きつけられたり、いわれていることが理解できなくて、途方に暮れているとき、偶然、私を発見して相談してくる。
他にもパソコンに詳しい友人が問題を解決してくれなかったのでということも多い。

先日もお客さんのパソコンに関する思いをいろいろ聞いた。
お客さんは新しいパソコンを買うとしたら何がいいだろうという。
とりあえず、Windows7を搭載したパソコンなら今使っているやつより、快適に使えますと答えた。
しかし、お客さんは国家公務員をやっている友達から、７で動いているパソコンを役所に導入したら利用しているソフトが使えなくてひどい目にあったといわれたそうだ。
そのお友達は７は使い物にならないと主張したらしい。
私にお客さんは７は使い物にならないんですかと聞くからいやそのようなことはない。
もし、民間の企業なら、パソコンを導入する前に、利用したいソフトが安定して動くかを確認する。
７が使えないという言い方は筋違いというやつでしょう。
もしかしたらお客さんの友達は税金の使い方を間違っているかもしれませんねと答えた。
他にもお客さんはパソコンのデータをバックアップしたいといったら、その友達はフロッピーを一箱買ってきてくれたそうだ。
お役人はフロッピーが好きだから仕方がないがUSBメモリーを使えば簡単にバックアップをとれますよと手持ちのUSBメモリーでデータをバックアップして見せたらお客さんは驚いていた。

お友達は私のせいでかなり株を下げたようで申し訳ない。
なお、国家公務員の皆さんが全て、このようだといっているわけではありませんので念のため。