パソコン豆知識　　使わない互換性エンジンを止める。

　デスクトップ上にあるアイコンを右クリックしてプロパティを表示すると互換性というタブがある。

このタブは大昔は存在していなかったのだが、確かＸＰが発売された頃から表示されるようになった。
新しく発売されたWindowsに対応していない古いソフトが動くようになる可能性を高めるために存在している。
Windows2000で遊んでいたWizardryをＸＰにインストールしたときに使った覚えがある。
ちなみにエクセル2000などは互換モードを使わなくても７では正常に動く。ただし、違うバージョンを複数インストールしても正常には動かない。
もし、新しいソフトばかり使っているので、互換モードは必要ないという人のために、このサービスを停止させる方法を書いておこう。
例によってレジストリをいじる。
また、操作を誤ってパソコンが動かなくなっても責任は負わないのでそのつもりでいてほしい。
気をつけてはいるが綴りを間違っているかもしれないので油断しないように。

レジストリエディタを起動する。次のキーを開く。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies
\Microsoft\Windows\AppCompat

　もし、「AppCompat」というキーがなければ、「Windows」を右クリックして「新規」－「キー」を選んで作成する。

「AppCompat」を右クリックして「新規」－「DWORD値」を選んで「DisableEngine」というDWORD値を作成する。

「DisableEngine」をダブルクリックして「値のデータ」に半角数字で「1」を入力して「OK」ボタンをクリックする。

これで互換性エンジンを停止できる。

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